【都筑中央ボーイズ】日本一と自負する練習メニュー、キーワードは「メリハリ」

チーム創設わずか3年目にして全国大会優勝を成し遂げた一番の要因は「日本一の練習メニュー」と前田幸長会長は語る。しかし、どこよりも長く、厳しい練習をしているのかというと決してそうではない。大切なことは練習の長さではなく「メリハリ」だという。

2017.10.02

ダラダラ練習をやっても意味がない。実践的な練習を効率良く

“日本一”と前田会長が自負する都筑中央ボーイズの練習。しかし、取材当日は土曜日にも関わらず、練習は午前中のみ。全国大会常連チームともなれば、小学部とはいえ高校野球並みに9時〜18時といった長時間の練習をしているものだと想像していたが、そこには前田会長が大切にする「メリハリ」があるという。

「長い練習をダラダラやっていても意味はありません。やる時はビシッとやる。強制されたピリピリとした空気も作りません。他のチームの練習はあまり見たことがないのでわかりませんが、うちはそういったメリハリをとても大事にしていますね」。

父兄が上げてくれるティーを真剣な表情で打つ都筑中央ボーイズ小学部の選手

取材当日の練習メニューでは投内連携や、バントシフトなど細かい実践的なメニューを小学生である選手たちがテキパキと行っていた。

「サインプレーなどは小さい頃からやっても損はありません。よく小学生や中学生の試合でファーストゴロにも関わらず、投手がベースカバーに行かずにアウトを取れないケースがあります。それは練習の段階でそういった動きをやっていないから起きるんですよ。うちはその点違います。高校や大学野球のようなことを小学生の段階から覚えさせます。そうすれば成長していくにつれ、周りに指示もだせる選手に成長しますから」。

ダブルプレーの練習に取り組む都筑中央ボーイズ小学部の選手

現に練習後の子どもたちに話を聞くと、午後は自主練習をすると口を揃えていた。平日も学校が終わると素振りやティーバッティングなどを行っている子どもが大半だという。メリハリの利いた実践的な練習で、野球の能力だけでなく、自立心も育んでいる。
指導者が怒鳴るのは教える「引き出し」が少ないから

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