自宅でできる!小学生球児のための簡単ストレッチ!

身体の柔軟性を高めるストレッチはケガを予防や技術の向上に必要不可欠なものですが、成長期の選手たちにはさまざまな身体の変化が訪れる時期でもあります。

最も特徴的なこととしては「骨とその周辺部に痛みが出やすい」ということが挙げられます。

いわゆる「成長痛」と呼ばれる痛みは、骨の成長スピードと筋肉の成長スピードの違いによって引き起こされます。

2017.11.10
いわゆる「成長痛」と呼ばれる痛みは、骨の成長スピードと筋肉の成長スピードの違いによって引き起こされます。 骨が筋肉よりも早く成長してしまうので、骨についている筋肉は常に引き伸ばされた状態になりそれ以上伸ばせないため、「身体が硬い」と感じる選手がいるかもしれません。

成長期の選手は身体が硬い傾向にあるということを覚えておくとよいでしょう。

それを踏まえて、自宅でも比較的簡単に行うことができ、柔軟性を高めるために役立つストレッチを3つご紹介します。

自宅でできる3つの簡単ストレッチ!


四股踏みの姿勢

一つ目は股関節の柔軟性を高めるための四股踏みの姿勢です。



写真の状態で軽く上下に10回程度バウンドさせるようにすると股関節まわりの筋肉が適度に伸ばされます。

この姿勢になれてきたら軽く身体をひねってみましょう。



身体をひねると体幹部分がひねられ、しなやかな動きづくりに役立ちます。

10〜15秒程度伸ばしたら反対側も同じように行いましょう。


ジャックナイフストレッチ

二つ目は太ももの裏側を伸ばすストレッチです。



まず膝を曲げてしゃがみ込んだ状態から左右の手でそれぞれのかかとを持ちます。

そこから手を離さずに膝を伸ばすようにします。完全に伸びきらなくても構いませんので、出来るところまで膝を伸ばしたらまた元の姿勢に戻ります。

この動作を10回繰り返します。

ストレッチを行う前に柔軟性をチェックしておくと、ストレッチの前後で違いが感じられると思います。


スリーパーズストレッチ

三つ目は肩関節の後方部を伸ばすストレッチです。



写真のように利き腕(この場合は右利き)を下にした状態で横向きになり、肘を90°に曲げ、反対側の左手で右腕を軽く押さえながら地面につくように伸ばしていきます。

肩の後ろが硬くなっていると腕が地面につかず、この状態のまま投げ続けると肩や肘を痛める原因となってしまうため、このストレッチは普段からこまめに行うようにしましょう。

利き手と反対側のストレッチもあわせて行ってみるとその左右差にビックリすることも多いと思います。



こうしたストレッチは練習後や自宅でも手軽にできるものですので、積極的に行うようにしましょう。


著者プロフィール

アスレティックトレーナーの西村典子さん
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
東海大学スポーツ教育センター所属、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS, NSCA-CPT。学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。


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