アスリートフードマイスターに訊く「グングン背を伸ばすためのレシピ」(前編)

「食事に関するお母さん向けのセミナーで、最も多い質問のひとつが身長に関することです」というのは、管理栄養士でアスリートフードマイスター1級の石村智子さん。どうしたら背が伸びるかは、スポーツをする子どもの親御さんにとっても関心の高いテーマ。この秋発売された、背を伸ばすためのポイントや簡単でバランスの良いレシピを紹介した『グングン背を伸ばすためのレシピ』(枻出版社)を監修し、これまで大勢のスポーツをするお子さんやその親御さん、さらにはプロスポーツ選手に接してきた石村さんに、その秘訣を聞きました。

2017.11.20

背を伸ばすには「バランスのとれた食事」「適度な運動」「質の良い睡眠」

身長を伸ばしたいなら、「食事」「運動」「睡眠」のどれをおろそかにしてもいけません。「食事」は体を作る材料で、大人になってからも体が生まれ変わるために必要な材料。また、体を動かすためのエネルギーも、食事でしか摂ることができません。

成長期には特に重要な食事と栄養ですが、成長期がいつになるかは人それぞれ。そのときになってあわてて食事内容を変えても間に合いません。だからこそ、子どもが小さいうちからバランスのとれた食事をとることが大切です。

「バランスのいい食事」と「五大栄養素」

体を動かすエネルギー源になるのが三大栄養素の「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」。そして栄養素が体で使われるのをサポートする「ビタミン」、骨や歯を作って体の調子を整える「ミネラル」。これらを合わせて「五大栄養素」と呼んでいます。

栄養は一種類だけ摂っても体の中では働いてくれず、いろいろな栄養を“バランスよく”摂る必要があります。たとえば三大栄養素のなかで、一番効率よくエネルギー源になるのが炭水化物。でも、炭水化物は材料でしかなく、エネルギーに変えるビタミンB1も必要です。“バランスのいい食事”を言い換えると、「それぞれの体に合わせた“エネルギー量”と“五大栄養素”を過不足なく摂れる食事」ということ。ここでいう必要量は、お子さんの年齢や性別、運動量によっても違ってきます。
毎食6品目を摂りましょう

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