“縦ぶり理論”の榊原コーチが教える『家でできるバッティング練習』

今年の夏、全日本軟式野球大会で準優勝をした星稜中学野球部のコーチもされ、今まで全国各地で約8000人を超えるお子さんに独自の“縦ぶり理論”を軸に指導をしてきた榊原貴之コーチ。そんな榊原さんが今回は家でもできるバッティング練習について話を聞きました。

2017.11.22

フライを打つ感覚でバットを振ろう

野球の最高峰と称されるMLBで話題になっている「フライボールレボリューション」という言葉がある。投手優位と言われる現代に、意図的にフライを狙って打つことで成績が上がる打者が増加したことで起きた一つの革命だ。フライを上げることについて榊原さんも指導において大切にしているという。

「フライを打つというのは意外と難しいものなんです。言ってしまえば、フライを狙って打てる子どもというのは、ゴロも狙って打てるようになります。また、フライの確率が高い子どもは長打を打てる選手になる傾向があります。ボールを高く上げる感覚というのはぜひ子どもの時から身につけて欲しいですね。家の中で練習をするのであれば、新聞紙を丸めたモノをボールに見立て、壁ではなくて天井を目掛けて打ってみましょう」。

フライを打つコツとして大切なポイントは『力を抜くこと』と 『ボールの下からバットを入れるイメージ』だ。

「バットの重みを感じながらゆったりと構え、体重移動をしながらボールの下からバットを出すイメージです。プロ野球選手で最も良い例は、今年首位打者を獲得した横浜DeNAの宮崎敏郎選手。彼みたいにインパクトまでは小さく、当たる瞬間と打ち終わった後のフォロースルーを大きくとって欲しいですね」。

素振りは危険!モノを打つ感覚が大切


指導者や、親御さんが子どもに対し、素振りをしろと指導するケースは多い。しかし、榊原さんは幼少期や初心者こそ、素振りよりも『モノを打つ感覚』を覚えて欲しいと願う。

「素振りはなるべく控えてほしい練習です。ボールを捉えるという感覚がわからないのにバットを振っても意味がありません。なので、おもちゃのボールやピンポン玉、バットもプラスティックのもので構わないので、モノを打ってボールを捉える感覚を身に付けて欲しいですね。モノを打てば弾道や、行方を自然と気にするようになります。このボールの行方こそが上手に打てる手の感覚を養うことに繋がっていきます。それに、素振りよりもモノを打つ方が楽しいですよね? 子どもの頃は楽しませて練習させてあげることが一番の上達法です。そして、子どもに毎日バットやボールといった道具を一回は触らせて下さい。バットを持つと自然に振りたくなるものです。手入れをしなさいという教えはそういう意味も持っていると私は思います」。

野球に楽しみを持ち続けることが子どもの成長には大事なこと。理想は子どもが自らの気持ちで、野球をやりたいと行動することだと榊原さんは最後に教えてくれた。

「練習やスクールは楽しくなければダメです。私が教えている間は子どもたちに声出しの強制もしません。なぜなら楽しければ自然と大きな声が出てくるもの。私は引き出しを与えるだけであって、取捨選択をするのは子ども自身。手の感覚や、道具の使い方を身につけられれば、技術は凄いスピードで上がります」

上手に打てなくて伸び悩む子どもや、これから野球を始めてみたいと思う子どもはぜひ一度イベントに参加してほしい。そこには楽しみながら上達できるというスポーツ本来の魅力が溢れているに違いない。
(取材:児島由亮/撮影:編集部)



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