【日高アポロボーイズ】全国レベルの強豪チームの指導方針は「全員が楽しく野球をやること」

埼玉県の西部にある日高市を拠点に、1982年に創立された日高アポロボーイズ。小学部・中学部と一貫して硬式野球を指導し、昨年は「東日本選抜大会」で優勝を収めるなど輝かしい成績を残している。そんな強豪チームでプレーするために、神奈川県からわざわざ通ってくる子どももいるという。子どもたちをそこまで惹きつける日高アポロボーイズとは、どのようなチームでどのような指導をしているのだろうか?休日練習にお邪魔し、金子陽介監督にさまざまな話を伺った。

2018.03.09


チームの指揮を執るのは同チームのOBでもある金子陽介監督。昨年から小学部の監督に就任し『守りを重視したチーム作り』で、見事全国大会に導いた。しかし、けっして勝利至上主義というわけではない。根本の指導方針は子どもたちが野球を辞めることなく、心の底から楽しみ長く続けることだという。

チームの指導方針は「全員が楽しく野球をやること」


――まず、チームの指導方針についてお聞かせください。
チーム全員が楽しく野球をやることですね。だからといって厳しく教えていないわけでありません。挨拶や目上の人の話を聞く態度など、社会に出た後に役立つ礼儀作法はしっかりと教えていきます。でも、グラウンドでは指導者に委縮することなく、思い切ってプレーをする。厳しいことを他のコーチが言ったら、私やスタッフがフォローを入れる。そういったことがうちの特徴だと思いますね。


――「思い切ってプレーをする」とは具体的にはどういったことでしょう?
簡単にいえば『全力プレー』です。バットを持ったらフルスイング、走るなら全力疾走。エラーをしたから、三振をしたからっといって選手を交代することはありません。ただ、中途半端なスイングや、サインの見落としをした場合は注意することはあります。その上で勝つ喜びを味わって欲しいと思っています。

勝利だけを目標にしていると、小学生で燃え尽きてしまう子がいます。子どもたちが野球を少しでも長く続けるためには、子どもたちにもある程度心に余裕を持たせてあげることが大切ですね。




――日高アポロボーイズのチームカラーを教えてください。
私が関わるまで非常にバッティングに特化したチームだったらしいんですよ。10点取られたら、11点取るようなチーム。でも、僕は1点にこだわる野球をしています。無駄な点を防ぎ、取れる点をしっかり取るスタイル。子どもなので、みんなバッティングが好きなのですが、守りに自信を持てるようになれば僅差の試合で勝てるようになると考えています。
このチームで野球をやることに『誇り』を持ってほしい

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