【日高アポロボーイズ】週2回の練習でも勝てる秘訣は「選手の自立心」

埼玉県の西部にある日高市を拠点に、1982年に創立された日高アポロボーイズ。小学部・中学部と一貫して硬式野球を指導し、昨年は「東日本選抜大会」で優勝を収めるなど輝かしい成績を残している。そんな強豪チームでプレーするために、神奈川県からわざわざ通ってくる子どももいるという。子どもたちをそこまで惹きつける日高アポロボーイズとは、どのようなチームでどのような指導をしているのだろうか?休日練習にお邪魔し、金子陽介監督にさまざまな話を伺った。

2018.03.12
日高アポロボーイズでは小学1年生から6年生まで計34名の選手が、金子陽介監督含め7名の指導者の下で練習をしている。他にもお手伝いとして、お父さん方がグラウンドに入り、チームをサポートする。適度な緊張感と、リラックスした雰囲気が混じり、子どもたちの個性を最大限に伸ばしている。

みんなで行動させて野球を楽しんでもらうことが大切


――子どもたちの「オーケーオーケー! ナイスプレー!」などポジティブな声が目立ちます。声出しは強制ではないんですよね?
はい。野球を楽しんでいれば、声って勝手に出てくるんですよ。試合でエラーをしたときも、ナインが「ドンマイ! ドンマイ!」と声を出すことで、ミスをしてしまった子どもの精神面をケアすることが大切。まだ幼いので、指導者がちゃんと見ていないとケガをしてしまったりする。ケガに関しては指導者が神経質にならないといけませんね。



――大きなケガが原因で野球から離れてしまう子どももいます。何か予防策というのはチームでしていますか?
投手に関しては『球数』を意識しています。試合形式では一人50球程度が目安。例えば、土曜日に試合で投げたら、日曜日は投げない。なので、チーム内で投手は多めに作りますね。なるべく、一人に負担がかからないように心がけています。ヘッドコーチが投手経験者なので、そこはデリケートに管理してもらっています。

――少年野球では突出した選手の「ワンマンチーム」になってしまった場合、子ども一人に負担がかかってしまうことが多々ありますね。
野球は小学生のうちは身体が大きい子が有利になってしまいます。でも、小学生の段階で選手に格差をつけてはいけません。上手い子を優遇したとして、他の子が「よしっ、もっと頑張ろう!」と奮起する気持ちって、幼い子どもはなかなかできないんです。小学生のうちは実力に関係なく、チームみんなで行動させて野球を楽しんでもらうことが大切だと思います。

グラウンドは試合に出るためのアピールする場

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