【少年野球指導者のためのキャッチャー練習法】二塁スローイング

キャッチャーは専門的なポジションであるため、プレー経験がない指導者、コーチの方が子どもに「キャッチャーの基本」を教えるのはなかなか難しいと思います。そこで、大学時代にキャッチャーとしてもプレーした経験を持つ、市川シニア(千葉)の宇野誠一監督に、少年野球年代のキャッチャーの練習方法を教えていただきました。

2018.05.29

キャッチングする直前に左足を前に出そう!

まず、大前提として指導者の方に理解して欲しいことは「学童野球において、多くの子どもが二塁へのノーバウンドのスローイングはできない」ということです。
これは肩が弱いからというわけではなく、身体がまだ成長していないからです。
子どものうちは無理をしてノーバウンドを投げるのではなく、ワンバウンド、ツーバウンドになっても構わないので「自分の頭の高さより上に向けて投げない」ことを心がけましょう。

さらに、動作を速くするため、ボールをしっかりミットの芯で捕球しましょう。
芯で捕球できていないと、スローイング前の「握り替え」の動作が遅くなってしまいます。

また、二塁へのスローイングは座った状態から行うので足の運び方(ステップ)が重要となります。
スローイングの直前は右足に体重をかけ、左足は動きやすいフリーな状態にしておきましょう。
そして、キャッチングする直前に左足を前に出し、右足→左足とスムーズにステップして投げましょう。



二塁スローイングの練習法

しっかりステップをしてスローイングをする練習を行いましょう。
ボールを捕る直前に左足を前に出すことがポイントです。
実際の試合では打者がいるため、ここまで極端にステップすることはできませんが、練習では足を使って、低く、力強いボールを投げることを意識しましょう。



少年野球のキャッチャー練習法

基本0:キャッチャーに向いている子
基本1:構え方
基本2:キャッチング
基本3:ボールを止める
基本4:二塁スローイング
基本5:バント処理
基本6:タッチの仕方
基本7:フライの捕り方

■講師プロフィール

市川シニアの宇野誠一監督
宇野誠一
高校球児、中学硬式球児、学童球児の3児の父。
桐蔭学園高校→獨協大と内野手、捕手としてプレー。社会人野球ではリクルート、ローソン、フェデックスに所属。コーチ、監督経験も含め通算15年の社会人野球指導歴を持つ。
その後学童野球で6年間指導者として小学生を指導、4年生から野球を始めた次男を侍JAPANアンダー12代表に育てた「ヤキュイク父」でもある。現在は中学硬式チームの監督を務める。


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