野球ギアの達人が教える!少年野球おすすめのバット(2018夏)

野球ギアシーンにおいて秋と同様に新商品が多く発売される「夏」。照りつける太陽の下、思い切り野球を楽しみ、練習に励むためにも信頼をおけるギアを手に入れたいところ。今回も野球用具専門店『ベースマン』で勤続35年以上のベテラン販売員池北晃明さんと、野球ギア知識が豊富な清水翔大さんに登場してもらい、少年野球で使えるさまざまなギアを紹介してもらいました。第一弾は今店頭で人気のバット編です。(取材協力・ベースマン飯田橋店)

2018.08.01
池北さん バットを紹介する前に、来年度から軟式球が変更するということは皆さんご存知でしょうか? 全日本軟式野球連盟が発表した新規格の軟式野球ボール『M(J)号球』は、昔に比べ体格が向上する現代の小・中学生に対応し、なおかつ高校硬式野球へのスムーズな移行を目的としています。簡単に言ってしまえば、硬式球により近づいたということですね。

清水さん 少年野球では来年度から大会で使用されることが決定しています。ボールが硬くなったことで打球が速くなり、飛距離が伸びたと言われていますね。野球がさらに面白くなるのでは……と私は期待しています。

池北さん 新球の導入により、対応可能なバットが続々と発売している現状がありますね。

清水さん そういった点も踏まえ、今お店で売れているオススメのバットを紹介させていただきます。 まずは、低学年のお子さん向けに「イーストン」の【Beast X Speed】(定価10,500円+消費税)を紹介します 超々ジュラルミンというアメリカの金属質を採用しており、飛距離も十分期待できる優れモノです。

「イーストン」の【Beast X Speed】(定価10,500円+消費税)


池北さん イイですね。価格もリーズナブルですし、初めてのバット購入には最適な一本といえます。「うちの子は小さいから74cmは長い……」と思う親御さんも多いと思いますが、短いバットをいくら振れるようになってもメリットはあまりないんですよ。それならば先を見据えて少しでも長いバットを振れるようになった方がいいと私は思います。

清水さん いずれ高校野球に進めば体格に関係なく、長さも重さも決められたバットを使うわけですし。また、振れないという子の多くはバットの正しい振り方を知らないケースが多いんですよね。正しい振り方を教えてもらえば、力がなくてもバットは振れるようになりますから。

池北さん バットのヘッドを使ってしっかり振ることがなにより大切。大人になればわかるのですが、短いバットでボールを当てる方が難しいんですよね。

清水さん 子どもは成長していくので、気長に待つことも時には肝心。さて、野球の楽しさを感じるようになると、求める打球の質も上がってきます。お子さんにオススメなのが「ローリングス」の【ハイパーマッハS】(定価32,000円+消費税)です。

「ローリングス」の【ハイパーマッハS】(定価32,000円+消費税)


池北さん 「殺人的な打球の速さ」という謳い文句通り、鋭い打球を生んでくれますね。速いボールに負けることなく、シャープなスイングで打ち返したいと思うお子さんにはピッタリのバットです。

清水さん 「いやいや、僕はなによりホームランが打ちたいんだ!」と思うお子さんには「ゼット」の【ブラックキャノンZⅡ】(定価33,000円+消費税)が一押しです。高反発バットと呼ばれる中では今店頭で一番人気ですね。最外層と中間層の間に特殊ラバーを内蔵することで、大きくたわみ瞬時に復元する構造でボールを強く遠くに弾いてくれます。

「ゼット」の【ブラックキャノンZⅡ】(定価33,000円+消費税)
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