【少年野球トレーニング】野球に必要なバランス感覚を養う

野球が上手くなるためには野球の技術練習だけではなく、さまざまな動きの中でバランス感覚を身につけることも大切です。特にジュニア選手は神経系の発達が著しい時期があり、そこでさまざまなスポーツを取り入れると運動神経も向上しやすいといわれています。野球はバッティングや投球動作など左右非対称の動きが多いため、バランス能力を鍛えておくことはケガの予防とパフォーマンス向上にもつながります。特別な器具などを使わなくてもできるバランストレーニングをいくつかご紹介しましょう。

2018.09.27

野球に必要なバランス感覚を養う

片足閉眼立ち

片足で立つトレーニングですが、目を開けた状態ではなく、目を閉じた状態で時間を決めて30秒程度キープします。目を開けていると視覚情報が入るので、比較的体のバランスを保ちやすいのですが、目を閉じた状態で行うと思いのほかフラフラしがちです。バランスを崩しても危なくないような広い場所で行いましょう。キッチンタイマーをセットしておくと、一人でも行うことができます。保護者の方が時間を計って知らせてあげることも一つの方法です。

足のスイング動作

片足で立ち、足を前後に大きくスイングする動作です。最初のうちは壁に手をついて、バランスを取りな
がら行っても構いません。慣れてきたら壁に手をつかない状態で前後に10回程度スイングしてみましょう。後方にスイングするときは振り上げる感じで行い、前方にスイングするときは勢いを止めないように力を抜いて行いましょう。このとき上半身がなるべくブレないように行うことがポイントです。左右ともに行います。


ニー・トゥ・エルボー

立った状態で片方の膝と反対側の肘を体の前面でタッチさせるようにします。左右入れ替えながら10回程度行います。股関節をしっかりと曲げて腿上げを行いながら肘と膝をタッチさせます。体を支えている足(支持足)の膝はできるだけ曲げないようにし、背中も極端に丸めないようにします。バランスを取りながらゆっくり丁寧に行いましょう。


著者プロフィール

アスレティックトレーナーの西村典子さん
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。

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