DeNA筒香選手が「野球の未来」へ向けてメッセージ、堺ビッグボーイズ「アグレシーボ体験会」

ボーイズリーグに所属する、大阪府堺市の堺ビッグボーイズは、1月14日、堺市内の同チームの専用球場で、小学生以下の未経験者を対象にした野球体験教室「アグレシーボ体験会」を実施した。

2019.01.17

付き添いの父母もわくわくの体験会

 「アグレシーボ体験会」は、今年で3回目。堺ビッグボーイズOBで、小学部スーパーバイザーの横浜DeNAベイスターズ、筒香嘉智外野手も参加して、2部制で行われた。
1部は、未就学児、低学年児童。2部は、中学年以上の小学生が対象。併せて80人弱の子どもが参加。
父母が見守る中、子供たちは小学部の佐野誓耶コーチの指導で、ウォームアップから、ランニング、ボールを使ったトレーニング、簡単なゲームと約1時間にわたって体を動かした。



1部、2部ともに基本的なメニューは同じだったが、2部ではウォームアップで三点倒立をしたり、ゲームも少し高度になるなど、子供たちのレベルに合わせてきめ細かな配慮がされていた。
「このウォームアップは、筒香選手もずっとやっていたんだよ」と佐野コーチが言うと、子供たち以上に、見学をしている父母が反応した。



侍ジャパンの4番打者、現役のスター選手が子どもたちを指導する姿には、子供よりも親の世代がときめく。筒香選手の雄姿をファインダーに収めようという父母の姿があちこちで見られた。
筒香選手は、子供たちの中に入って、ストレッチする子供の体を支えたり、声をかけたり、細やかな心配りを見せた。



ゲーム形式で、子供たちがバットを振る体験では、バッターボックス周辺に集まる子供に「危ないから後ろに下がって」と注意することもあった。
単にお飾り的に姿を見せるのではなく、実際に子供に手ほどきをしようという意気込みが見て取れた。

「野球が好きになる」体験がいっぱい盛り込まれる



最初はおずおずと体を動かしていた子供たちも、次第に体が動くようになる。ゲームでは、グランドを走り回る子供たちの声が、響き渡った。
野球の「投げる」「捕る」「打つ」という動作を体験し、それを組み合わせて行う「試合の楽しさ」を実感する。「アグレシーボ体験会」は短時間だが、子供たちを「野球好き」にする工夫が随所に取り入れられていた。





体験会では、堺ビッグボーイズ小学部の先輩選手たちが手本を見せたり、手伝ったり、サポートをしていた。年齢が近い「お兄さん」たちが、さっそうと体を動かすのを見るのは、子供たちにとっても刺激的なことだったに違いない。

筒香選手のフルスイングに歓声を上げる



ゲームが終わると、子供たちはバックネット裏に回った。
筒香選手が、ソフトボールを使ってフルスイングを披露するのだ。重いソフトボールが、あっという間に小さくなって、空のかなたに飛んでいく。子どもたちは歓声を上げた。
外野では、小学部の選手たちが待ち構えていたが、ほとんどの打球は選手たちのはるか上を飛んでいった。しかしダイレクトキャッチする子供もいた。

筒香選手は「フルスイング」という野球の原点を、身をもって示した。
昨年の「アグレシーボ体験会」のあと、入団者が相次いだが、今年もかなりの子どもが入団するのではないかと思われた。
「野球の未来」へ向けて筒香嘉智選手のメッセージ

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