子どもたちのプレーが変わる!野球少年の『一歩目』を速くする練習法

少年野球の指導でよく耳にする「動き出しが遅い!」という言葉。野球は瞬時のスピードが求められる競技で、その差は時に勝敗の行方をも左右します。しかし肝心の『一歩目』を速くするには、どうすればいいのでしょうか。「重要性に気づいていても改善方法がわからない」という方のために、『一歩目』を速くするために必要な要素を紐解いていきましょう。

2019.01.29

『一歩目』を速くする三カ条:正しい姿勢・力まない・低く構えない

最近はゲームやスマホの影響もあり、猫背の子どもが非常に多いです。猫背の状態では、少しの衝撃で身体がグラついてしまいます。つまり動き出す以前に、安定感のない状態で立っているということなのです。
まずは以下の3ステップを意識して「正しい姿勢」を身につけましょう。

次に「力まない」こと。
陸上選手が走る直前、手足をブラブラと揺らすシーンを観たことがあると思いますが、これは速く走るためになるべく身体をリラックスさせているのです。野球も同じで、常に100%の力で動こうとすると筋肉が硬くなってしまい、スピードが落ちる要因となります。力みを排除し、70~80%の力で動くことで本来持つ最大限のスピードを発揮できるようになります。

三カ条の最後は「構え」
少年野球の現場では、「腰を低く、重心を落とせ」と指導する声をよく聞きますが、一流のプロ野球選手の多くは、腰を高くして構えていることをご存知でしょうか。腰を低く落とすと安定感が増したような気になりますが、実際は『一歩目』の反応が悪くなってしまうのです。身体の構造上、上半身を少し起こした方が、前後左右への『一歩目』がスムーズになります。

また、三カ条の前提として、「最も動きやすい適切な足幅=パワーポジションの習得」が重要なカギになります。パワーポジションについては、こちらの記事をご覧ください。

参考記事:ゴールデンエイジの取り組みが子どもの未来を左右する!幼少期だからこそ習得したい体の正しい使い方

走塁の『一歩目』を速くする練習

三カ条を理解したら、次に 『タニラダー for BASEBALL』を実際に使ってみましょう。

まずはラダーの上を行進するように、腕を縦に振り、顔を上げた正しい姿勢で歩きます。そこから徐々にテンポを上げ、走る動作へと繋げていきます。ここで忘れてはいけないのが「かかと着地」ではなく、「つま先着地」をすること。

かかと着地は地面に接地する時間が長くなってしまい、『一歩目』の動き出しが悪くなってしまいます。基本的には、足裏の拇指球と小指球の部分を結んだ「横のアーチ」を接地させて、跳ねるような感覚で走りましょう。また、スピードを上げると自然とストライドが広くなりますが、 『タニラダー for BASEBALL』はマス目が徐々に広くなるよう設計されているため、スムーズで走りやすい構造になっています。

次にサイドステップ。
マス目で足幅(スタンス)を規制しながら、動きやすい腰の高さをキープして移動します。足裏の母指球とかかとを結ぶ「内側のアーチ」を使うと、地面からエネルギーを受けられるようになります。適切な足幅と構えを身体に覚えさせるためには、このサイドステップを繰り返し行うことが重要です。

守備の『一歩目』を速くする練習

野球では、ポジションによって飛んでくるボールの強さが違うので、守備位置でのスタンスの広さもそれぞれ変わってきます。例えば三塁手は、他のポジションに比べて強い打球が多いので、スタンスは広くなります。 『タニラダー for BASEBALL』は、2つの異なる幅のマス目でできているため、ポジションに合わせたスタンスを習得できます。

内野手の場合、右方向へのボールを捕球する際に、まず右足を出してしまう選手が多いかと思います。しかし、左足で地面反力を得てから、右足に体重を乗せる方がより『一歩目』をスムーズに出せるのです。逆方向の場合も同様に、「進みたい方向の逆の足から地面反力を得ること」を意識しましょう。

外野手の場合は、フライの捕球など後方に打球を追いかけるケースも多いかと思います。その際も原理は同じで、一度前方に足をついてから地面の力を得て、後方に『一歩目』を切ることで、素早く動くことが可能になります。

走塁にも守備にも活用できる『一歩目』の速さは、 『タニラダー for BASEBALL』の付属DVDを見ながら、繰り返し練習することで自然と身につきます。『一歩目』が速くなれば、今までアウトになっていた際どい場面がセーフになり、あと一歩届かなかったボールが捕れるようになるのです。レベルアップのために、まずは『一歩目』の改善に取り組みましょう。

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筑波大学在学中に日本代表に招集され、柏レイソルで1995年までプレー。
引退後は筑波大学大学院にてコーチ学を専攻し、その後、20年に渡りJリーグのクラブでフィジカルコーチを務める。800試合以上の指導経験を持ち、2012年にはJ2で24戦無敗のJリーグ記録に貢献。『日本で唯一の代表キャップを持つフィジカルコーチ』

監修:宇野 誠一

桐蔭学園高校→獨協大と内野手、捕手としてプレー。社会人野球ではリクルート、ローソン、フェデックスに所属。コーチ、監督経験も含め通算15年の社会人野球指導歴を持つ。
その後学童野球で6年間指導者として小学生を指導、次男、三男を侍JAPANアンダー12代表(2014,18)に育てた。
現在は中学硬式チームの監督を務め,ジュニアの育成期の野球指導に深く携わる。

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