【学童野球の現場から】#3 学童野球におけるチーム選びの基準、指導者の成果とは?

関東のとある学童野球の監督をしている通称「タテジマ監督」が、「こうすれば学童野球はもっと良くなる!」「学童野球のここがおかしい!」など、日頃の試合、練習で感じたこと、思ったことなどを綴っています。

2019.02.07
毎年この時期、学童野球の現場では新しい学年の切り替えや卒団といった様々な動きがあると思います。私のチームにもお蔭様で体験入部や練習参加する子どもたちが増え、少し動きが出てきています。数あるチームの中から私のチームを選んでもらえると嬉しい限りです。

しかし、近隣チームのホームページなどを拝見すると気になる点が見えてきます。
「○○大会優勝!○○代表決定!」など、チーム成績や成果を謳う文字です。

勿論、それぞれのチームで方針や方向性が異なっていることは重々理解しております。
問題は「強いチーム」=「結果が出ているチーム」=「良いチーム」=「良い指導者」という構図です。

私は学童野球の指導者として、学童野球に「勝利至上主義は100%いらない」と考えております。ですので、先に述べた成果や成績を自チームをアピールする材料として前面に出すことに抵抗を覚えてしまいます。

「勝っているチーム」=「厳しい指導」
このパターンは非常に多いと感じます。チームを選ぶ側、選ばれる側、双方の環境や歴史がそうさせて、

「厳しくしなければ勝てない!」
「勝つためには厳しい指導が合っているんだ!」

という状況を作っているのだと考えてます。表現がとても難しいですが、この状況こそが指導者のマインドにロックをかける野球界そのものの悪ではないかと感じています。

保護者の方が学童野球のチームを選ぶ際の基準、指導者を評価する際の基準は、残してきた「勝利」という結果ではなく、そのチームが「野球を続ける子ども」をどれだけ送りだしてきたか? これに尽きると思います。
そのためには、第一に子どもたちに野球を好きになってもらう事、向上意欲を持たせる事、怪我をさせない事、させないベースを作ってあげる事(理解させてあげる事)が、大切ではないでしょうか? これは、学童野球の指導者として特に感じるところです。

私は学童野球の指導者として、まずは、厳しい指導や勝利至上主義では無く、楽しく生き生きと子どもたちがプレーした結果、「気が付いたら勝っている」、そんなチームの追求に全力を注いでいく気持ちです。

関連記事

最新の記事